2013年8月22日木曜日

GARMIN eTrex自転車活用①、まずはルートラボでルート作成!


ロングライドにGPS
 
 
すっかり必須のものになってしまいました。
 
*私が使用しているのはGARMIN eTrex 20(英語版)
 

  Garmin eTrex 20 + 日本道路地図 全国版 microSD/SD版

 
GPSというよりもサイクルコンピュータの機能と地図機能、これにGPSがプラスされ
 
ほぼ全ての事が可能で、これ1台で済むので必須となってしまっています。
 
 
現在 いわゆるサイコン(サイクルコンピューター)は使用していません。
 
*CATEYEなどのホイールにマグネットのセンサーを着けて計測するサイコン


GARMIN eTrex20の機能

サイクルコンピューターとしての機能


速度、走行距離、走行時間、累積距離、平均速度など一般的な機能は全てあります。

上位機種のeTrex30だとケイデンスセンサーや心拍計をオプションで利用すること

も可能です。


地図機能

2万5000分の1の日本全国道路地図を搭載しています。

(私が使用しているeTrex20は英語版ですが日本語のメニューや地図が使用できます。)

この地図データはオプションなのでどの地図を搭載するかは利用者で決めます。

そして当然ながら、この地図機能とGPS機能を利用して

 ・現在どこを走行しているのか

  ・どの道を進めばいいのか

  ・どの道を通ってきたのか

などがわかるようになっています。

※詳しくはガーミン(いいよねっと)さんのサイトをご覧頂ければと思います。
http://www.garmin.co.jp/products/onthetrail/eTrex20J/


使い慣れると手放せません。
 
 
ロングライドなどや、初めての場所を走る時、そしてブルベでは必須です。
 
特に便利なのは行く場所が決まっている場合、あらかじめパソコンでルートを作成し
 
eTrex20にルートを登録しておくことで、eTrex20の地図上にルートが表示されるの
 
で道を見失うということが少ない。
 
 
またナビの機能も使用できます。(私は使わないけど・・)



ルートの作成方法とeTrexへのルート登録

これは次のステップで行います。

  1 ルートラボで走行ルートを作成する

  2 カシミールにルートのデータを取り込む

  3 カシミールからeTrexにルートのデータを取り込む


1 ルートラボで走行ルートを作成する

ルートラボはインターネットのルート作成&共有サイトです。

誰でも簡単にルートを作成し、作成したルートはネットで共有することができます。

(他の方が作成したルートを参照したり、データを利用したりすることが可能)


まずはルートラボへアクセス http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/





自分で作成したルートを保存するにはメンバー登録を行いログインする必要があります。

メンバー登録は無料 Yahooのアドレスと共同になっていますので、既にYahooメール

などを利用されている方であればYahooのアドレスでログインできます。


ログインをクリックすると




ログイン画面が出ますのでYahooのアドレスをお持ちの方はそのIDとパスワードで。

持っていなければID取得を選択しID取得を行います。


ログインすると次の画面が表示されます。




さきほどログインだったところがログアウトに変わっていますね。


ルートを作成するには上から2番目のルートを描くをクリックします。




まずは左上の検索BOXに住所を入力してスタート地点の場所を検索します。


右上にはルートを作成するための描画用アイコンが並んでいます。


左から

   ・道ピタモード

   ・直線モード

   ・1つ戻る

   ・ルートのクリア

   ・データをインポート

まずは道ピタモードを選択し、道ピタモードで描画できないところでは直線モードを利用
します。


ではスタート地点を検索し、スタート地点付近が表示されたらスタート地点をクリック。


 
 
 するとクリックした地点にSTARTというアイコンが表示されました。
 
 上記ではセブンイレブンのある交差点をスター地点としてクリックしたところです。
 
 
 次に左の下馬神社というところで再度クリック。
 
 
 
 するとクリックした地点まで自動で青いライン(ルート)が引かれます。
 
 またクリックした地点にはGOALというアイコンが表示されます。
 
 
 もちろん、まだゴールではないのでゴール地点までこの操作を繰り返し、青いライン
 
(ルート)を引いていきます。
 
 
 また、自分の想定とは違うルートにラインが引かれてしまった場合は、この間隔を狭く
 
 して想定のルートになるようにします(間に交差点が多い場合など)。
 
 
 また、右上の機能アイコンの1つ戻るをクリックすると、直前の地点まで戻ることが
 
 できますので、いったん戻ってラインを引き直すことができます。
 
 
 花岡山の頂上までルートを引いてみました。
 
 
 
 地図が表示されている下にはルートの断面図(傾斜図)が表示されますので、これを見ると
 
 どのあたりの坂がきついか、長さがどのくらいか等がわかります。
 
 
 ただ、ルートを引く際に道ぴたモードでは引けない場合が出てきます。
 
   ・地図に表示されていない道を通る時(川沿いのサイクリングロードなど)
 
   ・自分の想定ルート通りにラインを引いてくれない時
 
 
 そういう場合は右上の描画モードを直線モードに切り替えてラインを引きましょう。
 
 
 
 
 直線モードの場合は途中がどうあれ、選択された2点間を直線で結んでルートを作ります。
 
 上の図だと花岡山の頂上から道路表示の無い斜面を一直線に麓まで引いてみました。
 
 
 こうやって目的地までのルートを引けたら、左側のタイトルなどの情報を入力し、保存ボタン
 
 をクリックします。
 
 
 
 
 とりあえずタイトルが入っていれば保存できますが、コメント等入れておくと後から使用する際や
 
 他の方が使用する際に便利です。
 
 
 ルートを保存すると左側にルートの距離や獲得標高などの情報が表示されます。
 
 
 
 
 このルートデータをGARMIN eTrexへ移す前に、この地図(ルート)をブログなどに
 
 
 貼りつける方法ですが、基本的に2通りあります。
 
 
【1】このルートへのリンクを貼る
 
 
 これは単純です。左上サンプルというルート名の下に、このルートへのリンク用URL
 
 が表示されています。
 
 
 
 
 ですので、このURLをコピーしてブログ等に貼っておけば、ブログを見た方が
 
 このURLをクリックすれば、このルートラボの画面が表示されます。
 
 
【2】ブログの中にルート図を埋め込む
 
 
 ブログなどの記事の中に、このルート地図自体が表示されるようにするには
 
 下のほうにある「ルートを画像として貼りつける」というところにあるHTMLコード
 
 をコピーしてブログ等に貼りつければ記事内に表示されるようになります。
 
 
 ただし、HTMLコードなのでブログの場合、HTMLコード表示(ソース表示)に
 
 してHTMLコードを貼りつける必要があります。
 
 
 その方法は各ブログシステムによって異なるので、ブログのヘルプ等で確認して下さい。
 
 
 では今度は、このルートデータをカシミールへ移します。
 
 
 カシミールとはフリーの地図ソフトですが、GARMINとの通信機能を備えており、ルート
 
 やポイント等のデータをやり取りできる便利なソフトウェアです。
 
 
 このカシミールについては別途、後述します。
 
 
 まずはこの画面の更に下の方にある「ルートのダウンロード」からGPXをクリックします。
 
 
 
 
 GPX形式でルートデータをダウンロードして、その後いったんカシミールにデータを
 
 取り込み、カシミールからGARMIN eTrex へデータを移し替える。
 
 
 GPXをクリックすると保存先を聞いてきますので適当な保存先を選択します。
 
 
 
 
 ここではディスクトップを選択し保存しました。
 
 
 するとディスクトップ上にデータのアイコンが表示されます。
 
 
 
 
 さて次にこのデータをフリーソフトのカシミールに移します。
 
 
 それについてはまた次回。
 
 
ところで、GPSを使う使わないは別として、このルートラボ非常に便利ですよ。
 
 
自転車に乗る方は結構利用されている方が多いようですね。
 
自分で作ったルートだけでなく他の方が作成したルートも使用することができますし、
 
また今日走ったところを戻ってからルートラボでトレースし、どんな道だったのかを
 
確認したり、次に行く際の参考にしたりと様々な利用ができます。
 
 
まだ利用したことが無い方は是非使ってみて下さい。
 
なんだか説明だと面倒に感じるかもしれませんが、やってみると簡単にできますよ。
  
 

  Garmin eTrex 20 + 日本道路地図 全国版 microSD/SD版


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