2013年6月10日月曜日

ツールドフランスに思う

もうすぐですね。


ツールドフランス、なんと今年は100回記念大会。


もう100年以上やってるんですよね。


世界最大の自転車レースであることはもちろん、オリンピックやサッカーワールドカップに
つぐスポーツイベントでもある。


約190の国と地域で放送され約60各国で生中継されるのだそうだ。


今年は100回大会ということで、更にメディアの露出も増えるかも。


ところがです。


日本では、まあ正直マイナーですね。


ツールドフランスという言葉だけ聞いたことある人は多いけど、どんなものなのかということに
なると知らない方のほうが多いです。


そもそも自転車のロードレースというのがあること自体あまり知られていない、かつプロレース
があるなんていうことも。


熊本のショップにいるころ通りすがりに寄って頂いた年配の方々は、概ね自転車競技=競輪、
自転車の選手=競輪選手、自転車のウェア=競輪のユニフォームという。。。


また、「ツールドフランスああ、自転車の、出たことあるんですか?」などと聞かれることもあり
ツールドフランス=プロレースという認識を持ってる方も少ないようです。


最近ようやく新城選手や別府選手の出場で、ちょこっとだけNHKで紹介されたりなんてことも
ありましたが、昨年のツールドフランスでの新城選手の活躍なども、まあほとんど一般のメディ
アで取り上げられることがないですね。(出身地の石垣島では大変な盛り上がりのようですが)


なんか不思議な感じです。


野球、サッカーがこれだけ人気あるのに。


野球やサッカーをあまり知らなくても有名選手の事は知ってたりするんですが、たぶん自転車の
選手の場合ほとんど知らないでしょうね。


それに日本ではマラソンや駅伝が非常に人気あるので、おそらくツールドフランスをはじめとする
自転車のロードレース人気出ると思うんですけど。


特にツールドフランスはレース内容だけでなく、その美しさも。


世界一美しいレースとも呼ばれる(内容は過酷ですが)。


美しい夏のフランスの風景、その中をカラフルなウェアの選手達が集団で走って行く。ただずっと
映像を流しているだけでもいいです。(そういう方も結構いるかも)


さて、そんなツールドフランスも今年100回目を迎えるわけですが、この機会に日本でももっと
自転車ロードレースが盛んになるといいなぁ。


そして日本人選手がどうなるかも注目ですね。


出場するチームに所属する日本人選手は4人(新城=チームユーロップカー、別府=オリカグリ
ーンエッジ、宮澤=サクソティンコフ、増田=キャノンデール)いますが実際可能性としては2人
(新城、別府)になると思う。


2人は実績、実力ともに十分ですがチーム事情によりますのでチームの発表が待ち遠しいかつ
ちょっと怖い感じです。


特に新城選手は昨年の活躍はもちろん、今年も先日のツールドベルギーでは非常に好調でし
たし、平地でも山岳でもアシスト出来、ここといところでの逃げや最後のスプリント勝負も出来る。


チーム内での力も問題ないと思うのですが、フランスのチームだけに100回記念なんで全員フラ
ンス人で!なんて事がなければいいのですが。。。


ツール前哨戦のドゥーフィネにエントリーされなかったのがちょっと気になるけど。。。


サクソティンコフはコンタドールの必勝態勢で来るはず。


昨年から今年、そうそうたるメンバー補強を行い総合優勝を確実に取りに来るはずなので、スプリ
ンターの宮澤選手はちょっと難しいでしょうね。


キャノンデールの増田選手は残念ながら未だチームの戦力になっていないのでまず無理。


ま、勝手な事書いてますが誰が出るかを考えるのも楽しみの一つではあります。


いずれにせよもっと日本でも認知度が上がることを祈ります。


なんだか取り留めのない話になりましたが。。


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